草の根卓球マンのblog

卓球している社会人です。主に卓球ネタですが、他のスポーツだったり、ゲームや漫画についても書いていきます。

2018年10月

こんにちは!Tリーグが開催してからテレビでよく見かけるようになりました。Twitterも騒がしいですね(笑)

皆さん、やりづらい人に負けた時や勝ったけど負けそうになった時に「球が合わんかった」と言ったり、耳にしたことはないでしょうか?

私自身も口にしたり周りで言っていたりするのを聞きますが、これは本当に負けた理由になるのでしょうか?ちゃんと負けた理由を分かってる人もいれば、本当に相手のせいにしてなかったことにする方も少なからずいます。特に実力的には格下の相手に負けたとき、よく聞くような気がします。ついつい口に出してしまう言葉ですが、「球が合わない」ということについて考えてみたいと思います。

そもそも「球が合わない」とはどういうことでしょうか?

例えば、ナチュラルにドライブがナックルになったり、大きなスイングの割りに球が遅かったり、球が止まりすぎたりなどいろいろ挙げられます。それに対していつも通りの卓球をしようとした結果、タイミングが合わなかったり、回転を読み違えたりしてミスが増えてしまうといったところです。要はいつも練習では受けないような球を受け、それを修正出来ないままミスを重ねてしまい負けてしまうということだと考えています。

実力や技術的には上の人が相手の球がやりづらいからという理由だけで負けてしまうのはどうなんでしょうか?しかも「球が合わなかった」とか言ってしまうと自ら自分には修正力がありませんといっているように聞こえてしまうのですが…(笑)
こういう時には「球が合わなかった」ではなく、「球に合わせられなかった」と言うのが正しいのではないでしょうか。

回転のかかってないドライブなどやりづらさを武器にしている選手は私も含め大勢いると思います。(ナチュラルにされている方もいると思います。)高校生と試合した時、球が遅いと言われ、イラッとした時がありました(笑)(もちろん勝ちました。)
そういうやりづらさを武器にしていることを理解せずに、やりづらいとだけで試合をして負けては相手の戦術、戦い方にはまっているとしかいいようがありません。ミスをしても自分の卓球を貫いていくことももちろん大事です。ですが、試合に負けてしまっては意味がありません。特に大事な試合においては。

まとまらない文章で悲しくなってきますが、言いたかったのは「球が合わない」ではなく、「球に合わせられなかった」と表現するのが正しいのではないかと言うことです。球に合わせられないことに対して、様々な原因が考えられます。その原因を考えないことには卓球のレベルアップにつながらないと思います。卓球はゴルフや陸上などとは違って相手がしてきたことに対してどう対応するかが大事だと思います。自分のしたいことだけをすればいいというわけではありません。そこに卓球の難しさがあると思います。

本日は以上です!!

 こんにちは!!試合が近づいているのに、練習が出来ていなかったことを今更後悔しています・・・

 今回はTリーグ開幕戦テレビ観戦記(女子編)をやっていきます。開幕戦2つは記事にしましたが、今後は気まぐれで書いていきます。現地観戦が出来たらそれも記事にしたいと思います。

 まずダブルスですが、個人的にちょっと意外な組み合わせになりました。日本生命は平野選手・常晨晨選手ですが、てっきり平野選手と早田選手、もしくは前田選手と森選手かなと思っていました。ダブルスで様々なレパートリーがあるのは対戦相手からすると嫌ですね。対するはTOP名古屋は誰と組んでも面白いダブルスになるので毎試合楽しみです。
 内容の方は平野選手に振らせると頭一つ抜けているという印象です。
常晨晨選手がうまいです。ミスをせずコースを突きながら、平野選手につなぐ。即席とは思えないほど滑らかさを感じます。ただ、リーグの後半になればどのペアも完成度が高くなりラリーも増え面白くなるのではないかと思います。

 2番シングルスは早田選手対
鄭怡静選手。1点目から激しいラリーでこの試合の激しさを物語るような始まりでした。全体を通して、早田選手のサーブレシーブがいいです。巻き込みや逆チキータも効いてましたし、何より足が動いていました。対する鄭怡静選手は試合後の情報で体調が悪い中無理をして出場したという情報もあり、動きのキレがあまりよくなかった印象です。1セット目こそ良かったものの後半3セットはだいぶきつそうでした。1試合に4人は最低出場しないといけないというルールの中、毎試合フルメンバーが揃わないこともあります。そういう中でのベンチワークは非常に重要になってきます。
 
 3番シングルスは平野選手対徐考元選手。エース同士の対決です。やっぱりカットマンとの試合は盛り上がりますね。一般の人が見てもわかりやすいスーパーラリーが多い。
朱世赫選手参戦しないかな。エース同士の対戦ということもあって非常にスリリングな展開に。これぞTリーグという試合です。こういう試合を毎回見れると思うとやっぱり開催した意味があったと思います。男子の開幕戦の時もそうでしたが、5セット目までいくと、見ている方も変な緊張感がありますね。このルールは見る側の立場に立つと本当に良いルールだと思います。毎試合5セット目に行くような白熱した展開が続けばいいなと勝手に思っています。結果的にはTOP名古屋は負けてしまいましたが、この徐考元選手を始め、鄭怡静選手、サマラ選手が高いパフォーマンスを維持できれば優勝に近いです。女子は男子以上にチーム力が拮抗しているので面白い結果になりそうです。
 

 さて、Twitterで少し気になる投稿がありまして、それは審判の存在。この3番シングルスの試合の2セット目終盤9-10と平野選手がリードでサーブは徐考元選手。なんとしても追いつきたい
徐考元選手のサーブで平野選手がミスしたかと思いきや、サーブはネットの判定。その後平野選手が2セット目を取りました。
 詳しい状況はわかりませんが、テレビを見る限りは平野選手がネットを主張してから審判がネットと判定したように思います。最初から審判がネットの判定をしていれば、あそこまで徐考元選手が抗議をしていないと思います。
 卓球をしている人ならネットやエッジの判定を審判がするのはとても難しいと感じていると思います。ですのでネットなんかは審判よりも先に選手同士で判断し、お互いがそれを了解していると思います。国際試合でも選手の判定をそのまま採用している光景はよく目にします。それくらいネットの判定はあの距離だと分からない部分があります。しかしながら、厳密にいうとネットやエッジの判定は審判が判断することです。選手が先に判断してはいけません。今回の場合、ネットだという自信があったのか、それとも平野選手がネットと主張したのでネットにしたかは分かりませんが、審判には審判の矜持というものがあると思いますので、自信をもって判断してほしいです。あんな大事な場面での判断は私なら絶対したくありませんが(笑)

 4番シングルスは陳思羽選手対サマラ選手。開幕早々海外選手同士の対戦となりました。やっぱりヨーロッパ選手は見ていて華があります。実力もさることながら、大きいラリーで観客を魅了します。サマラ選手の仕上がりが素晴らしく、陳思羽選手の仕上がりも悪くないと思いますが、だいぶ押されています。サマラ選手を下がらせて押し込んでいきたいところだと思うのですが、押し込み切れず逆に思い切りよく攻められているという印象です。点数的に競っていますが、内容的には圧倒的にサマラ選手でした。海外選手に負けず、日本のトップ選手はもちろん実業団選手や学生選手も活躍してほしいです。

 終わりに。観客は男子の方が多かったようですが、声援の声を聴くと女子の方が盛り上がっていたように感じます(テレビ越しですが)今後観客は一旦減っていくと思いますが、シーズンを通してファイナルに向けていろんな方が来れるTリーグなってほしいです。私も近々時間を見つけて観戦に行きたいと思います。関西でももっと試合数増やしてくれないかな~

 本日は以上です。

 こんにちは!!ついにTリーグが開幕しましたね。現地には行けないですが、動画やテレビなどで追っていきたいと思います。

 今回はTリーグテレビ観戦記ということで、感想をつらつらと書いていきます。テレビで見ながら本当に始まったんだなとちょっと感動しています(笑)

 会場の雰囲気とか演出とかはよくわかりませんが、最初の各チームの選手が並んで立っているシーンは今まであれば考えられませんね。合間のCMはほとんどTリーグ関係のものばかりで力の入れようが伝わってきます。やっぱりすごいです。

 さて試合のほうですが、1番ダブルスはなかなか白熱した展開に。鄭栄植選手と平野選手のダブルスは面白かったですね。両者ともガッツマンですので、見ていてとても気持ちがいいです。今後はいろいろダブルスのペアが変わると思うので、これもまた見る楽しみです。
 内容はほぼ互角でしたが、木下マイスターの方にすこしついていました。後はこの試合唯一と言っていい大きなラリーを木下マイスターが決めたので、これで試合の流れもそちらに流れた印象です。鄭栄植選手がうまいこと乗り切れなかったのも敗因の一つか。3セットかつ3セット目は6-6から始まるので、ダブルスの勝敗は誰にも予想できませんね。今回の試合のようにほんのちょっとしたことで流れが変わってしまいますので、いつもの試合以上に1点、1ラリーごとに目の離せない展開が続きます。

 2番シングルスは大島選手対吉村選手という同級生対決に。ちょうどお風呂に入っていたのであまり見れていませんが、序盤の様子を見ると大島選手の仕上がりの方がよかった印象。やっぱりまずミスをしないということが大事だなと思いました。後半吉村選手の調子があがってきて良いラリーが増えてきましたが、追いつけず。こういう実力が拮抗したもの同士が対戦した時に、勝てるかどうかというのが団体戦の1つのポイントとなってきます。シーズンの終盤になればなるほど、こういう対戦が響いてきますので、それを制する方が優勝に一歩近づくのかなと思います。(当たり前)

 3番シングルスは張本選手対黄鎮廷選手という好カードに。実力が拮抗した対戦とは裏腹に張本選手の一方的な展開になりました。黄鎮廷選手得意の大きなラリーにもっていこうにも、張本選手にしっかりストップをされ、ラリーになると張本選手の速さについていけず。それでも大きいラリーになれば、黄鎮廷選手の得点に。ただ、そんなことお構いなしに張本選手のプレーの質が素晴らしかったです。この張本選手に勝つボル選手を考えると恐ろしい・・・張本選手は自分から決めにいく攻撃的な卓球の質が世界ナンバー1といっても過言ではありません。並大抵の選手では追いつけないです。しかしながら、張本選手を上回る勢いのある卓球や張本選手を微妙に狂わせミスを重ねさせると、一気に負けムードが漂うのでそこがつけ込む要素かなと。とはいってもまだまだ中学生ですので、今しかできない卓球もあると思います。日本の大黒柱である水谷選手がいる間は、あまりプレッシャーをかけず感じずに自由に活躍してほしいです。

 4番シングルスは水谷選手対鄭栄植選手という世界卓球の再戦に。この対戦いつ見れるかなと思ったら開幕戦から見れました。先日の世界卓球ではストレートで鄭栄植選手が勝ちましたが、両者の対戦はいつも大激戦になり、今回ももれなく接戦に。水谷選手の大きなラリーとブロック、鄭栄植選手の高速バックハンドと威力満点のフォアドライブ、卓球の魅力が詰まってます。現地観戦したら面白かっただろうな(どこかのタイミングで見に行きたい)最後は鄭栄植選手が開き直って逆転勝ち。消化試合(厳密には違う)とは思えないくらい気合の入った試合でした。こういう試合をしてこそ、Tリーグを開催したい意味があると思います。今後もこのような素晴らしい対戦を期待したいです。

 結果は木下マイスターの勝利に終わりましたが、4番で鄭栄植選手が勝ったのでT.T彩たまが勝ったかと思いました(笑)こういうことがあるから団体戦としては勝負が決まっていても、4番が消化試合にならず白熱した展開になります。

 どうでもいいですが、アポローニャ選手出て欲しかったなー。開幕戦なのでやはり主将の吉村選手で気合を入れて臨んだとは思うが。
 
 さてこのTリーグにおいて、個人的に2番、3番、4番のシングルス3本がどれだけ安定してとれるかがポイントになるのではないかと考えています。ダブルスは少し触れましたが、3セットということもありどこが勝つか予想できません。ラストも同じく1セットなのでどちらが勝つか分かりません。
 ということは、真ん中の3本をどう取るかがポイントになってきます。その意味で、水谷選手を始めとして張本選手、大島選手、松平選手がいる木下マイスターはだいぶ強いです。エース二人がいなくても、松平選手、大島選手の二人で相手のフルメンバーに当たっても十分戦うことが出来ます。これは他のチームにはない強みかなと思います。フルメンバー同士での対戦はどのチームも拮抗していると思うので、それ以外のメンバー、それからダブルスの対戦で勝ち星を重ねたチームが優勝に一番近いです(当たり前か)
 後はいわゆる番狂わせがどれだけ起きるかというのも楽しみです。
 

 本日は以上です!!

こんにちは!いよいよTリーク開幕ですね。楽しみです。

先日までワールドカップが開催されていました。丹羽選手と張本選手は残念な結果に終わりましたが、また頑張ってほしいです。
今回注目したいのは、ボル選手やサムソノフ選手などのベテラン勢が何故活躍出来ているかということです。ボル選手は張本選手などを破り、サムソノフ選手はカルデラノ選手などを破っており、若手の壁となっています。あそこまで活躍出来ているポイントを私なりに1つ考えてましたので、それを今回の記事にします。

卓球の得点の方法について考えてみます。私が思うに卓球における得点の仕方は極端に言えば1つ、それは相手のミスです。もう少し細かく分けるなら2つ、それは自分から得点を決めるか、相手にミスをさせるかということです。

細かく分けた2つのうち前者は、サーブ3球目がうまい人を想像していだだき、後者はカットマンや異質選手などを想像してもらえれば分かりやすいと思います。私も含め普通の人はまずサーブでチャンスボールを作り決めるという得点の仕方を考えると思います。つまりは自分が主体となって得点の仕方を考えるということです。理想はこれで全部得点出来ればいいですが、格上相手であったり、その時の調子や精神状態によっては全然うまくいかない場合があります。決めにいこうとしすぎてかえって自滅してしまうパターンです。自分からリスクを取っているわけです。

そこで考えてほしいのは細かく分けた2つのうちの後者、つまり相手にミスをさせるということです。これには回転やコース取りによってミスをさせることですが、それよりも前にもっと大事なことがあって、それはとりあえず返すということです。返してしまえば、相手にボールを委ねますので、自分がリスクを背負わなくてもいいです。あまりにひどい返し方をすればダメですが、きっちり入れることが出来れば、それだけで得点出来るかもしれないし、チャンスボールが返ってくるかもしれません。
つまりは、自分がボールを持ったまま終わらず、相手に投げ返して相手にリスクを取らせて得点をするということがどんな相手にも必要になってくると思います。こういう得点の仕方を出来ると取りこぼしが少なく格上にもプレッシャーをかけることが出来ると思います。

本題ですが、なぜボル選手やサムソノフ選手があの年齢で活躍出来ているか。

それは上記した得点の仕方の内、相手にミスをさせて得点をすることがうまいからです。

ボル選手であれば、あの回転量豊富なループドライブ、サムソノフ選手であればブロックがそれに当たります。サムソノフ選手のブロックについては説明不要かと思いますが、入れるのはもちろんコース取りや微妙な変化で相手のラケットを狂わせます。

ボル選手のループドライブについても説明不要ですが、あの回転量が豊富で低く精度の高いループドライブでミスさせることはもちろん、チャンスメイクもしています。

使う技術は違えど両選手に共通するのは、自分から得点する展開の精度の高さはもちろんながら、相手にリスクを取らせてミスをさせる展開を自身の武器・戦術として組み込んでいる点にあると思います。ブロックやループドライブがうまい選手は数多くいると思いますが、それを軸としてしっかり昇華させている選手はほとんどいないのではないのでしょうか。過去を振り返れば、長年活躍していたワルドナー選手や何志文選手などもこういう相手にリスクを取らせてミスをさせるパターンが確立していたと思います。やっぱりこういう得点の仕方がうまい選手はいくつになっても活躍出来るのかなと思います。

毎度まとまらない文章ですが、言いたかったのは自分から決めにいくことだけが得点方法ではないということ。相手にミスをさせて得点するのはカットマンや異質だけではないこと。
一度自分の得点の仕方を数えたらいいのではないかと思います。私自身高校の時はやっていました。調子のいいときや実力差があるときは、自分から決める得点パターンが多いです。ですが、競っているときや緊張しているときなどは、相手のミスによって助けられていることが多いです。その相手のミスをラッキーと思わず、自分の力で相手にミスをさせるという意識をもってプレーをすればまた違った視点が生まれるのではないかと思います。

本日は以上です!

こんにちは!Tリーグ開幕まで1週間切っていますね。いよいよどうなるんでしょうか。

今回紹介するのはTOP名古屋所属の呉穎嵐選手。世界卓球東京大会で平野早矢香さんと激戦を繰り広げた選手です。それにしてもTOP名古屋は多種多様な選手が集まりましたね。これこそTリーグを開催する意味があります。

呉穎嵐選手は香港代表で現在26歳。世界ランキングは50位台。調べると中国からの帰化選手らしいのですが、正確な情報が見つかりませんでした。(毎度のことながら力不足…)先日紹介した李皓晴選手と共に香港を支えている選手です。世界卓球には何度も出場しており、経験を積んできてこれからさらに成長する選手の1人だと思います。

戦型は右シェーク裏裏。女子選手の中では珍しくフォアを多用する選手で、威力満点です。またはYGサーブを多用する選手でもありだいぶ男性的な卓球をします。バックでの戦いも充分に出来ますが、トップ勢と比べると少し弱いかもしれません。それ補うほどのパワーとフットワークで相手をなぎ倒していきます。

さて今回紹介する動画は少し古いですが、2014年カタールオープンより劉高陽選手との対戦です。

劉高陽選手は中国代表で世界ジュニア準優勝の実績があり、この前のブルガリアオープンでは平野美宇選手を破る実力があります。中国選手はジュニア時代から強いですが、シニアになった途端さらに強くなることが多いです。本当に怖いです…

この試合は引き合いも多くダイナミックな展開が多いです。少し呉穎嵐選手にラッキーな得点が多い印象を受けましたが、それでもパワフルな卓球で押しきりましたね。女子選手とは思えないほどのフットワークで私もあれくらい動けたら…と思います。
とりあえず試合を見て楽しんで下さい。

本日は以上です!!


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